●杖ってどんな人が使えばいいの?
―以下のチェック項目にひとつでもチェックがある方は要注意です―
□足の筋肉が弱い □歩行時にふらつきがある
□踏ん張りがきかない □猫背になっている
□膝や足が痛くて上手く歩けない
●皆さんは杖についてどんな印象をお持ちでしょうか?
「杖を使うとお年寄りに見えるから」「見栄えが良くなくて恥ずかしい」と言ったマイナスの印象を持っている方も中にはいらっしゃると思います。
しかし、“転ばぬ先の杖”という言葉もあるように
杖を持つことにはたくさんのメリットがあるんです。
●杖とは…
両脚と杖の3点で支持する事でバランスがとれ、
①こけにくくする。 ②関節にかかる負担を減らす。 ③杖をつくことで安心できる。
では、杖はどのように使えばいいのでしょうか?
今回は杖の中でも良く見かける機会が多い”T字杖”の紹介をします。
●杖をもってみよう!
杖は怪我や痛みがある足の反対の手で持ちます。
握り方は右図をご参照ください。
※人差し指と中指で杖を挟むように持ちましょう
●杖のサイズはあっていますか? 杖を合わせるポイントは 2点 あります。
①肘を30°曲げた位置で持つ
②足のつけ根の高さ(大転子)
☆すでに杖をお持ちの方は注意してください!
①杖が曲がったり変形していませんか?
②長さの調節ボタンは確実に固定されていますか?
③杖先のゴムがすり減っていませんか?
④杖をついた時に変な音はしませんか?
※異常を感じた場合は出来るだけ早く、
修理をしましょう!
杖のサイズや使い方に気を付けて転倒しない安全な生活を送りましょう!
分からない事があれば気軽にご相談ください!
アイシングという言葉を耳にしたことはありますか?
スポーツ外傷の応急処置では良く使われているものですが、その他にも加齢とともに起こる関節痛などにも使われます。
正しい方法や注意点を把握しておかなければ効果が発揮されず、逆に炎症を促す事になってしまいます。
●どんな人に?
①急性の整形疾患(捻挫・骨折など)
②関節疾患(変形性膝関節症・肩関節周囲炎など)
③関節リウマチ
●どんな時に?
①うずくような痛みがある
②痛みがある部分に腫れがある
③痛みがあるところの周囲に熱感がある 等
●アイシングの効果
①炎症を抑える
②腫れ・痛み・浮腫みの軽減
③筋緊張の緩和 等
☆注意点
凍傷を防ぐために必ず水を入れて、冷やす時間を守って下さい
○下記に当てはまる方は行わないで下さい
・感覚が分かり難い方
・末梢循環障害のある方(閉塞性動脈硬化症、バージャー病、レイノー病など)
・循環器疾患のある方(狭心症、心筋梗塞など)
・寒冷過敏症のある方(寒冷蕁麻疹など)
アイシングはあくまでも応急処置であり、症状が治るわけではありません。
早めの受診を相談しましょう。
徒手で行う筋膜リリースは良く聞かれますが、この機械では、運動を行いながら筋膜リリースが出来ます。
そのため、運動中に筋肉が硬くなり過ぎず、効率のいいトレーニングを実施できます。
筋トレやストレッチ、姿勢の調整など使い方によってさまざまな効果が発揮されます。