医学生、鍼灸専門学校生、鍼灸師、薬膳師が沖縄でセッション!!!
TOMO9沖縄支部主催の勉強会に行ってきました。3日間にわたり、10個のプログラムを用意して参加者を迎えました。プログラムの内容は漢方、コミュニケーション能力、弁証論治トレーニング、頭痛のリスクマネジメント、痺証、脈診など多岐にわたりました。プログラムは、TOMO9メンバーでスクイズしたものです。
当日のスタッフには沖縄支部2人と私の他に、産業医科大・池田直子さんと琉球大学・小倉直子さんが加わってくれました。沖縄統合医療学院(以下 OCIM)・小田祐規子さんも毎日はやく訪れて準備を手伝ってくれました。ありがとうございます。
OCIMからは山川義人先生、渡邉大祐先生が駆け付けてくれました。OCIMの学生は懐かしい顔ぶれが集まりました。加えて初めてお会いする方もいらっしゃいました。また神奈川衛生学園時代のクラスメイト・大城千夏先生も参加してくれました。琉球大学・三上華菜さんとは2014年6月(琉大医学部の授業:鍼灸医学)以来の再会でした。薬膳中医指導員・藤原直美さんの存在は以前から耳にしていたので、今回の企画でようやくお会いすることができて光栄でした。
医学を学ぶ仲間が時を同じく集うというのは、なかなか心地よいものです。今回いくつかのプログラムを担当することで、新たな学びがありました。今回のプログラムでは「対話式」「双方向性」というフレーズを胸に留めて臨みました。参加者一人一人の顔を見ながら講義を展開できたことは大きな喜びとなりました。
鍼灸専門学校生、鍼灸師のみなさんが、産医・池田直子さんのプログラムに参加して、とても刺激を受けていました。弁証の立て方を的確に、そして分かりやすくコーチする彼女には教員の方も感心しておられました。
私たちの願いは、患者さんと真摯に向き合い、悩みやつらさを和らげることで共通しています。お互いを励まし合い、高め合う空間・時間はとても心地よいものでした。足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。
真央クリニックにおける附属鍼灸室の在り方、そのスタイルに参加者のみなさんは興味津々でした。「理想的なスタイル!!!」と評する声も聞かれ、うれしく思いました。私が研修会、勉強会、学会など積極的に参加できるのは真央クリニック・佐藤院長とスタッフのみなさんの理解のお陰です。このような環境に居られることを感謝いたします。
最後に、このプログラムの企画責任者である具志堅悠さん(OCIM卒、嶺井第一病院)、そして彼を支えた目島優子さん(OCIM卒、明陽クリニック)の情熱に感謝して、2014冬TOMO9沖縄プロジェクトの報告を終わりたいと思います。
みなさまの新年がすてきな時間となりますよう心よりお祈り申し上げます。2015年も真央クリニック附属鍼灸室をよろしくお願いいたします。
1~2日目はあやかりの杜
運営スタッフ
屋良さんビッグスマイル
大城先生とパチリ
医学生たちとパチリ
具志堅さんと朝食 |
コミュニケーションWS
真剣な眼差し
弁証論治トレーニング
OCIM嵩原遥香さんとパチリ
北中城村の夕焼け
具志堅さん痺証講義
OCIM渡邉大祐先生とパチリ
薬膳中医指導員・藤原直美さんとパチリ
琉大中医研部長・上地ひかるさんとパチリ
最後のプログラム参加メンバーとパチリ
医学生、看護学生、鍼灸専門学校生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日のテーマは『脾・腎の生理・病理』『症例検討』の2本立て。最初はカタルタでウォーミングアップ。大分大学東医研の仲間たちは和気藹藹と楽しく勉強会に臨んでいます。1年生の成長がはやく、2015年が今から楽しみです。
この日は、中野侑子先生(宮崎県延岡市 ゆう鍼灸院)も参加してくれていました。経験ある鍼灸師が加わることで、勉強会がグッと厚みを増します。多謝です。
勉強会の最後には佐々木瑶部長から手作りのクッキーが参加者全員にプレゼント(とても美味しかったです)。2014年、佐々木部長がコツコツと調えた東医研は着実に成長を遂げました。残り3ヶ月、さらに成長させ次代にバトンを渡してもらいたいです。
カタルタ
副部長・寺司佳代班
副部長・寺司佳代班
副顧問・衛藤隆哉先生誕生日(^_^)/
県内外から大分へ医師が集う。
この日の塾生発表は新富義侯先生(鹿児島 三慶医院)でした。日々の臨床における経験を私たちと共有してくださっていました。新富先生は古典を読み解くことを大切にしておられる先生です。“ この姿勢を見習わなくてはいけない ”と改めて感じた今年最後の織部塾でした。
新富先生とパチリ
医学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日の東洋医学講座は3本立て。最初は『外感病 ~はじめの一歩~』でした。六経弁証、衛気営血弁証、三焦弁証とその代表方剤について私がお話しました。次に部長の池田直子さんが北海道における家庭医療の研修について報告。最後は弁証論治トレーニングを小グループに分かれておこないました。弁証論治トレーニング後には直子・百合子サンタから参加者に少しはやいクリスマスプレゼントが配られました。
2014年度の私が担当する産医『東洋医学講座』は今回で終了。勉強会終了後は産医の先輩、後輩、そして他大学から部長の池田直子さんに感謝の気持ちを込めたプレゼントが用意されていました。池田さんと二人三脚で産医東洋医学研究部をリードし支えた武藤百合子さんにもプレゼントが用意されていました。私も心のこもった贈り物をいただきました。ありがとうございます。
「患者さんの悩みやつらさを和らげるために中医学という引き出しも手に入れたい。」「中医学の病態生理学を学びたい」「中医学的思考を以って患者さんに臨みたい」という医学生の情熱が産業医科大東洋医学研究部を成長させてきました。西洋医学という専門を修め、その上で中医学も学んでいこう!という医学生の真摯な姿勢には頭が下がります。「2015年度も一緒に学んでいけたら」と思いを強めた勉強会でした。
北海道研修報告・池田直子さん
産医・大分:副部長コンビ
頼もしい1年生たち
直子・百合子サンタ
直子・百合子スマイル
6年生とパチリ
産医ツートップ
九州各地の医学部から中医学を学ぶ医学生たちが集う。一泊二日の中医学研修。
九州各地に加え、山口大、神戸大からも参加者がありました。参加者は約80名。今回はいつもと違い、熊本大医学部横にある楷樹会館が会場となりました。運営担当は産業医科大学。『つくろう!自分だけのプログラム』というキャッチフレーズを掲げ、いくつものプログラムを用意していました。参加者が、自分の好みや力量に合わせた選択ができる今回の企画は、これまでの九鼎会と違う実験的なチャレンジとなりました。熊本大、山口大を始め、他大学からの大きなサポートを受け実施された企画はこれまでと違うスケールの大きさを個人的には感じていました。参加者からの評判はとても良く、産業医科スタッフも充実した表情を見せていました。
今回も吉冨誠先生、加島雅之先生に熱心に質問する医学生の姿がありました。正確なレスポンスをしてくださる先生方が傍らに居ることは有り難いことです。九鼎会の学生たちは、その幸せを十分に噛みしめているようでした。
産業医科大から6年生が3人(福市有希子さん、椎木麻姫子さん、藤田悠哉さん)参加していました。産業医科大東洋医学研究部の歴史を作ってきた3人です。彼ら彼女らにとっては最後の九鼎会。私にとっても記憶に深く刻まれる九鼎会となりました。
進行役・池田直子さん
弁証論治トレーニング
運営担当・産医メンバー
6年生(産医3人+熊大・緒方裕基さん)
大分にて8年ぶりの開催。
大分県医師会館は朝から大勢の参加者で溢れていました。今大会のテーマは『漢方医学 未来をめざして』。会頭はもちろん織部和宏先生(織部内科クリニック院長、大分大学医学部臨床教授)です。
今回、私は『大分大学医学部・琉球大学医学部における鍼灸医学教育に対する医学生のアンケート調査』というテーマで学会発表いたしました。発表後には、沢山のご質問、ご提言いただき今後の糧となりました。なかでも梁哲成先生(やんハーブクリニック院長@沖縄市)からは、温かなエールをいただきました。梁先生の言葉を大切に胸にしまって、今後も精進していこうと思っています。
今学会の教育講演は梁哲成先生でした。『日本漢方と中医学:対峙か、クロスオーバーか』というテーマでお話いただきました。大分県は織部和宏先生の存在もあり、中医学と日本漢方の不毛な争いを見る機会はほぼありません。そんな大分で大トリを担われるのが、梁先生でした。今大会のテーマ、そして大分という地域性に合ったキャスティングでした。梁先生からは未来へ向けた明るい提言がなされました。「患者さんのために」というメッセージが随所で感じられました。
今大会では、挾間直己先生(はさまクリニック院長)の元、大分大学医学部東洋医学研究会のメンバー、TOMO9の衛藤隆哉先生と一緒に私も大会運営のお手伝いをさせていただきました。運営に関わったメンバー全員が、それぞれの学びを得た大会でもありました。挾間先生、そして関係者のみなさま、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
梁先生とパチリ
運営スタッフを務める衛藤先生
学生スタッフで昼食
大分大学・手山喜美子さん
織部先生と運営スタッフ
医学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日のテーマは『腑病』。六腑の生理・病理についてお話しました。産医3年・渡辺和徳さんからは、8月に参加した琉大中医研合宿報告がおこなわれました。山口大2年・田村萌さんは、8月に見学に行ったタケモトクリニック(http://tkcl.me/)での実習のレポートをしてくれました。竹本喜典先生は私の尊敬する先生で、現在、奈良県を中心に診療をされています。田村萌さんから「夏休みに実習させてくれるクリニックを紹介して欲しい。」とリクエストされて、紹介させていただいたスペシャルな先生です。彼女にとってもとても刺激的な時間となったようです。竹本先生、快く受け入れていただきありがとうございました。多謝です。
この日は隣室で松本謙太郎先生(国立病院機構・大阪医療センター総合診療科)の講義がおこなわれていました。私たちの教室の前を通りかかった松本先生を無理矢理引き込んで、産医東医研のみなさんに紹介させていただきました。東洋医学を学ぶ学生にとって(いや、全ての医学生にとって)、最も大切な事の一つに「西洋医学をきちんと修めていくこと」があると思います。松本先生は産医、大分大学、そして全国様々な場所で総合診療の勉強会をおこなっておられます。今回、産医では『臨床推論』をテーマに講義されていました。私も以前、参加させていただいたのですが、それは素晴らしい講義でした。東医研の学生の多くが、松本先生の存在をすでに知っていましたが、今後も私たちがお世話になることと思います。松本先生と東医研の日程がバッティングしないように気をつけなくてはなりません(^_^;)。松本先生、これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
医学生・鍼灸師を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日は初学者を対象にしたプログラムでした。『心・肺の生理・病理』『症例検討』の2本立てでした。2~3年生によるファシリテイトもずいぶん上手になってきました。
1泊2日の勉強合宿。
TOMO9勉強会は3本立て。まずは私が『腰部脊柱管狭窄症』について講義。MRIなど画像の診かたも簡単に説明しました。続いて、中野侑子先生(TOMO9宮崎支部 ゆう鍼灸院院長)による『鍼灸の大学院って?!』。明治国際医療大学の鍼灸学研究科臨床鍼灸学専攻大学院を卒業した中野先生の卒後のトレーニングについてお話いただきました。病院での実習では、他の鍼灸専門学校にはできない充実したプログラムが用意されており、中野先生の“ これまで ”をダイジェストで見ることができました。中野先生よれば、いろいろと問題点もあるようですが、なかなか充実した研修プログラムと感じました。
翌日は『身体の触れ方』というテーマで、私がお話しました。ふだんどのように患者さんを診て、触れているのか、精一杯言語化して伝えてみました。BSLに入っている研修生たちも、初めて聞くことも多かったようで思いがけず充実した時間になったと思います。この日のランチは久住のカフェ・みずしの森でピザでした。
医学生・鍼灸師を対象に東洋医学講座をおこなう。
熊本大、宮崎大、大分大、長崎大より医学生が参加してくれました。そしてTOMO9沖縄支部より具志堅悠さん(鍼灸師・理学療法士)も加わりました。
今日のテーマは『痺証』。痺証の定義、医療面接のポイント、代表的な方剤について説明しました。その後は症例検討。みなさん、だいぶ実力がついてきました。「身体の中の、どこで、何が、どうなっているのか?」考えられるようになってきました。身体の中でおこっていることを、中医学的にマップを描いて、質問を考えていく・・・というトレーニングは中医学的思考を鍛える良い方法ですね。
次回、産医『東洋医学講座』は11月16日。また楽しい時間を、みなさんと過ごしたいと思っています。
産医東医研次世代のファシリテーターが勉強合宿@竹田市長湯
産業医科大学東洋医学研究部勉強合宿が開催された。個性的なメンバーが集う1泊2日。みんなで温泉行ったり、カレーを作ったり、散歩したり・・・、いつもの勉強会よりはユルッとしたプログラムでした。
それでも、漢方処方に至るプロセス、身体の中でどこがどうなっているのか・・・、理論的に、また患者さんの立場に立って考えられるようトレーニングを重ねて、北九州へ帰っていきました。医学生の学ぶ姿勢には、いつも感心させられます。私ももっとがんばらなくては(^_^)/。
心地よい木陰
宿泊はBBC長湯
め組茶屋ソーダの湯
カレー作ってます
手際よくご馳走できました
長湯鍼灸院にて症例検討
ランチ(^_^)/
食後の運動
チェンバロを弾く池田直子さん
BBC長湯・林の中の小さな図書館
勉強合宿を振り返る時間①
勉強合宿を振り返る時間②
大分県立看護科学大学かぼすの会のメンバーが来室
真央クリニック附属鍼灸室にかぼすの会のメンバーが訪れました。東洋医学と接する機会はあまりなかったようで、興味津々といった様子でした。宮脇梨沙さん、中尾祥吾さん、本多祐花さんの3人は東洋医学について、たくさんの質問を用意しておられました。礼儀正しく、情熱ある学生さんにお会いできて、私もエネルギーをいただきました。3人はこれからも視野を広く持って、様々のことを学んでいくことでしょう。今後のますますのご活躍を祈念しています。
県内外から大分へ医師が集う。
今日の発表は梶井信洋先生(下関市 梶井内科医院)でした。テーマは『腹診』。基礎的な事から、臨床におけるポイントまで、分かりやすく解説してくださいました。先月の山友会では消化器疾患の興味深い症例を発表しておられました。
梶井先生はいつもお話が丁寧で、ウィットに富んでいて、あっと言う間に時間が過ぎていきます。山口大医学部でも4年生を対象に漢方講義をされるとのこと。私も聴講したいです。
この日の塾生発表は梶井先生
いつも笑顔の梶井先生
大分大学医大祭に参加。
医大祭に行ってきました。東医研メンバーが医療ブースを出すので、私も参加してきました。医学生は東洋医学的体質診断、私は1日目の鍼灸体験コーナーを担当。台風が近づき、開催も危ぶまれた医大祭ですが、予定通り実施されました。思いがけずたくさんの方々が東医研の医療ブースを訪れてくださいました。
東医研は医療ブース以外にも、模擬店を出店し、ベビーカステラなど販売していました。なかなかの評判で結構売れたようです。
東医研のメンバーは他の部活との兼部も多く、たいへん忙しそうでした。そんな中でも医療ブースには次々と東医研メンバーが顔を出して、訪れる方々の対応をしていました。
2日目にはTOMO9の衛藤隆哉さん、中本麻由さんも駆けつけ、鍼灸体験コーナーを担当。大いに賑わったようです。
体質改善の相談
医療ブース1日目のメンバー
模擬店盛況です
看護学部の宿輪さん
漢方(生薬)の展示
医学生、看護学生、鍼灸師を対象に東洋医学講座をおこなう。
新体制になって初めての講義。初学者向けの『気血津液について』『肝の生理・病理』『症例検討』の3つのプログラムをおこないました。
臨床医、医学生を対象に講義がおこなわれた。
日本漢方と中医学を並行して学んでいこうというプログラム2回目。織部先生の語る『陰陽論』はたいへん興味深かったです。私は中医学の歴史についてお話しました。
今日は産医6年椎木麻姫子さん訪れる。
椎木さんも6年生です。真央クリニック附属鍼灸室に来るのは意外にも初めて。
とても勉強熱心な医学生です。彼女にはいつも学ぶことが多いのです。感謝しています。
東京でのスペシャルな日。新しい出会いと友との再会!!
こんにちは。TOMO9東京支部の知名かおりです。成田先生のはからいで、長﨑昭人さん(一級建築士:独楽蔵 http://www.komagura.jp/)、蜂木麻璃奈さん(大分大学医学部2年生*東京へ帰省中)とお会いすることができました。蜂木さんとは、2014年3月の長湯スプリングキャンプ以来の再会でした。長崎さんは、長湯鍼灸院を設計された方です。人生の先輩から聞くお話は面白く、楽しい時間を過ごすことができました。
翌日は、蜂木麻璃奈さんのファシリテイトのもと、弁証論治トレーニングをおこないました。“ 友と学ぶ ”ということは、沢山の気づきがあり、とても勉強になりました。今回もすてきな出会いに感謝いたします。成田先生、ありがとうございます。
東京八重洲に全国から医師が集う。
今回は織部塾から梶井信洋先生(梶井内科医院)、私、時枝正史先生(時枝内科医院)、そして織部和宏先生(織部内科クリニック)の4人が演題を出していました。私はつわりの治療について発表させていただきました。会場にはいつもご指導いただいている織部塾の先生方のお顔を見ることができました。お陰で緊張することもなく発表することができました。
織部先生は「難治性下痢に対する漢方治療の試み」という題で発表しておられました。臨床において難渋することの多い難治性下痢について、織部先生の豊富な臨床経験から生まれたエッセンスをお伝えいただきました。
金匱会診療所薬局長の針ヶ谷哲也先生の「御種人参について」の発表が印象に残っています。いつも現代における生薬の問題について、そして生薬の歴史について丁寧にお話してくださる針ヶ谷先生の発表は私にとって山友会の楽しみの一つです。
最後は山田光胤先生による「漢方の口伝 総括」と題したお話を聞くことができました。10月には『山田光胤先生からの口伝 ―― 口訣と腹診』という本が出版されます。山田光胤先生はもちろん、織部和宏先生も編著に加わっておられます。
つわりの治療について発表しています
FDの治療について発表する時枝先生
圧倒的な存在感 織部先生
東医研執行部によるミーティング&勉強会
インドネシア土産のチョコを食べながらミーティングは進みました。手山さんのお土産です。ありがとう(^_^)/手山さん。
テストを翌日に控えた2年生は先に帰り、3年生2人を対象に勉強会。猛特訓は数時間続きました。
佐々木部長と寺司副部長
医師、医学生、薬剤師、鍼灸師を対象に講義がおこなわれた。
東洋医学教育研究会は今回から新しいプログラム。日本漢方と中医学の基礎を織部先生と私で講義していきます。「全国に79ある医学部の中で、日本漢方と中医学の勉強会を同時に進めていくところは大分大学以外にはおそらくないと思います。」と最初に織部先生が言っておられました。確かにとてもユニークなプログラムと思います。日本漢方は織部先生、中医学は私が担当していきます。
私は『中医学の基礎』(平馬直樹・兵頭明・路京華・劉公望監訳、東洋学術出版)をテキストに選びました。テキストを軸に、日々の臨床や日本漢方との差異など意識しながら楽しい時間を提供できたら・・・と考えています。講義の準備をすることで、また新鮮な気持ちで中医学に向かい合うことができます。平馬先生、兵頭先生、劉公望先生は鍼灸専門学校時代にご指導いただいたこともあり、振り返ると感慨深いものがあります。
自分に与えられた役割を精一杯全うしていきたいと考えています。
日本漢方について分かり易く解説する織部先生
私は中医学基礎講座担当
医師会、歯科医師会、薬剤師会合同の勉強会が開催される。
中津市で講演させていただくのは初めてでした。会場には70名を超える参加者がありました。
私は『鍼灸臨床の風景』という題でお話させていただきました。ふだんあまり鍼灸師と関わることが少ない先生方に、鍼灸の臨床風景を動画、写真を使ってお伝えしてきました。
メインは織部先生の『漢方医学の基礎』。医師、歯科医、薬剤師と様々な業種の方々がいらっしゃる中で、臨床的なお話をされていました。織部先生のお話はいつもあっと言う間に時間が過ぎています。この日も充実したプログラムに会場のみなさんの興味を引きつけておられました。
私は大分市からの移動を織部先生とご一緒させていただきました。数時間の間、ずっと質問に答えていただき大変勉強になりました。今回の企画で一番勉強になったのは、私だったように思います(^_^)/。織部先生ありがとうございました。
会場からの質問に答える織部先生
TOMO9沖縄支部より具志堅が報告します。
またひとつ、ご縁がつながりました!
医学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
新執行部による初めてのミーティングがおこなわれた。
臨床医、医学生を対象に織部先生の講義がおこなわれた。
150回目を迎える勉強会です。
阿南先生とパチリ
今年も大分大学医学部3年生が地域医療実習にいらっしゃいました。
鍼を打つ佐々木さん
上級生のための方剤学講座をおこなう。
いつもファシリテーターを務めている5人のための勉強会を開催しました。1泊2日の勉強会はあっと言う間。
方剤学では各生薬の組み合わせの意味、メーカーによる構成の違い・味の違い、臨床における一工夫など、いつもの『東洋医学講座』ではあまり話さない話題が多かったように思います。5人からは質問が飛び交い、プログラムは遅れ気味(^_^;)。夕食は長湯の夏祭りの屋台で買ってきたもので済ませました。24時を過ぎても講座は続きました。
翌日は鍼と脈診の実技。鍼のお話は、これまで何度かしてきましたが、今回は経穴の取り方、姿勢、押手・刺し手など細かくチェックしながら刺入してもらいました。刺し手が鍼先の目となって、経穴の反応を拾えるかどうかがポイント。押手も体の中をうかがうには重要なアンテナとなります。感性が豊かな5人は短い時間で鍼を直刺できるようになっていきました。効かせる鍼を打つのは、今後のステージですが、この5人ならいずれ体得してくれそうな気がします。
脈診のトレーニング法はかつて学んでいたスタイルを5段階に整理して、後輩に伝えています。今回は1st STEP、六祖脈を正確に合わせることに主眼をおきました。六祖脈はおおまかだからこそ大切です。おおまかだからこそ正確です。方向性を大きく示す六祖脈をきちんと診ることが脈診の第一歩とTOMO9では考えています。
最後は池田直子さん、武藤百合子さん手作りのプレゼントが3人の6年生に送られました。産医東医研の基礎を築いた福市有希子さん、椎木麻姫子さん、藤田悠哉さん。私もこの3人からいろいろと学ぶことがありました。まだ卒業はしばらく先ですが、今から少し寂しくなってきています(>_<)。
医学生、看護学生、助産師を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日は助産師の方が参加してくれました。経験ある助産師がいることで、いつもより勉強会に厚みが出たように思います。
これで2014年度『東洋医学講座』は前半が終わりました。後半は新部長・佐々木瑶さんを中心に新しいプログラムが練られていくと思います。
野中部長とその仲間
医学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日は『舌診』がテーマでした。小グループでお互いの舌を観察しながら舌質、舌苔、舌下静脈の診かたについて学びました。
産医4年武藤百合子さんからは、2014年3月に参加した琉球大学医学部中医学研究部の1泊2日勉強合宿の報告がありました。楽しく刺激的な勉強会だったことが、伝わってきました。8月の琉大中医研夏合宿には産医、大分大学、TOMO9沖縄から参加者があります。琉大の学生、そしてあの梁哲成先生(やんハーブクリニック院長)とのセッションがどう化学反応するか・・・、楽しみです(^_^)/。
武藤さん発表
山査子をパクッ(^o^)!
初めての出会い。様々な出会い。
岸先生、今藤先生と私
岩橋先生とパチリ
高梨知揚先生・亜希先生とカフェにて
医学生、看護学生、鍼灸師、鍼灸専門学校生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日は症例検討をメインにおこないました。小グループに分かれ、適当な漢方処方をあれこれと考えます。症例検討の後は、私がSP(模擬患者)になって、医療面接をおこないました。看護学生と医学生が医師役を務めました。2人とも温かい雰囲気を創り出して、患者さんをリラックスさせてくれました。
医療面接上手です(^_^)/
九州各地の医学部から東洋医学を学ぶ医学生たちが集う。一泊二日の東洋医学研修。
今回は鹿児島大が運営担当でした。100人近い参加者。毎年増えていく参加者。九州だけでなく山口大からの参加者もいらっしゃいました。これだけ「中医学を学びたい!」という医学生が増えてきていることに時代の変化を感じています。
医学生たちを優しく見守るのは吉冨誠先生、そして加島雅之先生。学生主体のこのグループにおいて、陰ながらサポートしておられます。相談、質問のある医学生は吉冨先生、加島先生のところへ駆け寄ってアドバイスを受け取っています。懇親会の時にはあちこちでプチ勉強会が始まるのも九鼎会の特徴です。
すてきな仲間たちとすてきな時間を過ごす。1泊2日家庭医療学セミナー。
沖縄から帰った翌日、大分ですてきなイベントが待っていました。主催は日本プライマリケア連合学会学生・研修医部会九州・沖縄支部。テーマは『多職種連携』。初めての九山セミナーで多職種連携を学ぶ、考える。このセンスはすごい!と感じました。誘ってくださった大分大学医学科・渡辺大さんには感謝しています。実行委員長の鹿児島大学医学科・牛飼純平さんを中心に運営スタッフがよくまとまっていました。スタッフのひたむきさ、真摯な姿勢には頭が下がりました。
参加したのは医学生だけではありません。薬剤師、看護師、栄養士、理学療法士、作業療法士、ケースワーカーの卵が大分に集いました。医療経営・管理学を専攻している方もいらっしゃっていました。彼ら彼女らがセミナーを自ら盛り立てていました。
そして学生を、企画を強力にサポートする講師陣。様々な方面で活躍する専門家が学生のために大分まで足を運んでくださいました。100人を超える参加者。多くの人との出会いが、私に多くの学びを与えてくれました。こんなメンバーが今後の医療を担っていく。うれしさと期待が胸に広がる瞬間の連続でした。
香田先生には久しぶりにお会いしました。現在は熊本県人吉市の人吉医療センターに勤務しておられます。熊大の学生の頃から、特別な存在感を持った方でした。今回もさらにオーラが増しているように感じられました。高い志をもって、今も日々、臨床に研究に臨んでいる様子がうかがえました。
大分に始まった小さな羽ばたきが、今後大きなうねりになっていく予感がしました。きっと、どこかで、また仲間たちに会えると信じて。エネルギーを与えてくれた参加者のみなさん、そして先生方に感謝です。
運営スタッフ・池田直子さん
成田先生を講師に迎え、我が母校で勉強会を開催!\(^o^)/
初めまして、TOMO9沖縄支部の目島優子です。琉球大学医学部と那覇市立病院で講演される為に来沖された成田先生にお願いをして、母校である沖縄統合医療学院(以下 OCIM)の鍼灸学科にて、在校生・卒業生を対象とした勉強会をしていただきました!OCIMには柔道整復学科と鍼灸学科があり、沖縄唯一の鍼灸学科は今年で創立4年目となります。TOMO9沖縄支部の私と具志堅さんは、今年の3月に卒業した1期生ですd( ・∀・ )b
平日の午前中開催で(先着順 30名限定)としましたが、締切後も参加希望の申し出が相次ぎ、最終的には当初会場に予定していた教室から広い実技室へ変更し、教職員も含め41名もの方々が参加してくださいました。
講義テーマは『鍼灸の可能性 ~ 地域で必要とされる鍼灸師とは ~』。成田先生が日々向き合われている産婦人科、小児科、精神科、整形外科領域などの幅広い臨床経験の中から、画像や動画を交えながら、医師と連携して治療に取り組まれている実際をお話していただきました。
参加者のほとんどが学外の勉強会への参加経験が少なく、緊張した面持ちでジッと先生のお話に耳を傾けておりましたが、中盤でそんな会場の雰囲気をガラっと変える『体幹トレーニング体験コーナー』で参加者全員ワイワイと楽しんでもらいながら、 あっという間に2時間の勉強会が終了。
勉強会中は大勢の参加者が集う会場の雰囲気に飲まれ、成田先生からの質問にあまり受け答えができなかった在校生達が、講義終了後に成田先生の元へ駆け寄り質問タイム開始!成田先生は空港へ向かう時間ギリギリまで、質疑応答に対応して下さいました。
今回、勉強会の会場として施設利用を快く了承して下さったOCIMの髙橋研一学院長をはじめ、在校生への告知や運営のアドバイス、そして講義内でのパネルディスカッションで参加者全員へ向けて熱いメッセージを送ってくれた鍼灸学科長の山川義人先生。声掛けをせずとも、勉強会開始の1時間以上も前に来て会場設営や受付対応を手伝い、講義中の写真撮影をしてくれた在校生・卒業生の皆さん。また、今回の来沖で当初予定になかった3件目となる講演(勉強会)の講師を引き受けてくださった成田先生。
初めての勉強会企画・運営で至らぬ点も多くありましたが、たくさんの方々に手を差し伸べてもらって開催する事ができました。本当にありがとうございました(^^)
この感謝の気持ちを忘れずに、TOMO9沖縄支部は次の企画へ繋げていきたいと思います。
TOMO9沖縄支部・具志堅がお伝えします。
成田先生と私たちは琉大医学部の講義を終え、すぐに那覇市立病院へ移動しました。昨年に引き続き、今年も那覇市立病院では成田先生の講演会がおこなわれました。対象は医師,看護師、PT、ケースワーカーをはじめとした医療従事者でした。那覇市立病院、中部病院をはじめ、他の病院からも医師が参加されていました。琉大の医学生や沖縄統合医療学院の在校生も多くみられました。また沖縄統合医療学院からは高橋研一学院長や渡邉大祐先生も足を運んでくださいました。
講演会のタイトルは『東洋医学 はじめの一歩 ~鍼・灸・手技療法の基礎と実技~』でした。前半は成田先生より、東洋医学の簡単な紹介がありました。後半は鍼、円皮鍼、お灸、手技療法のブースを設置し体験型の講演会となりました。各ブースともに大盛況で多くの方々に鍼や灸、あん摩、マッサージ、指圧、推拿などの手技療法を体験していただきました。私はお灸のブースを担当させていただきました。参加者の方々からの質問が多く、鍼灸に対する関心の高さがうかがえました。
講演会は、那覇市立病院のスタッフの方々、そして私の同級生の新垣雅也さん、仲本将也さん、渡邉亜希さんや多くの在校生の協力があり大成功に終わりました。
私と成田先生との出会いは、ちょうど1年前の那覇市立病院での講演会でした。その時は1年後成田先生のアシスタントとして同じ場所に立つことになるとは想像がつきませんでした。このようなきっかけを与えて下さった那覇市立病院の友利寛文先生や成田先生へ感謝しています。
琉球大学医学部に行ってきました。
4年生を対象に『鍼灸医学』の授業をおこないました。前半は画像、動画を見ていただきながら、鍼灸の臨床風景を紹介しました。後半は鍼や灸を実際に体験していただきました。
昨年は山川義人先生(沖縄統合医療学院鍼灸学科科長、NPO法人沖縄統合医療団団長)と私の2人で授業を進めたのですが、マンパワー不足は否めませんでした。今年は、山川先生に加え、TOMO9沖縄支部から、具志堅悠先生(沖縄統合医療学院卒、嶺井第一病院)、目島優子先生(沖縄統合医療学院卒、明陽クリニック)がサポートに駆けつけてくれました。
さらに、與ゆいさん、崎間遥さん、井染健太さん、伊礼貞則さんたち(4人共に沖縄統合医療学院3年)がアシスタントをしてくださいました。みなさん本当に優秀なアシスタントでした。
お陰様で授業の進行がスムーズにできました。井染さん、伊礼さんはアシスタントをしながら写真撮影もおこなってくれました。ありがとうございます。
会場には沖縄統合医療学院・学院長の髙橋研一先生も足を運んでくださいました。温かい眼差しにパワーをいただきながら授業を進めることができました。今回は9人体制で臨んだからこそ昨年以上に充実した時間を提供できたように思います。みなさん、ありがとうございます。来年もまた同じメンバーで臨みたいものです(^_^)/。
医学生の方々も温かく迎えていただき感謝です。琉大中医研のメンバーが顔を見せてくれて、うれしい再会となりました。また、どこかでコラボしたいメンバーです。
医学生、看護学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日のテーマは『東洋医学における医療面接・身体診察の重要性 ~四診を学ぶ~』でした。熊本大、山口大、宮崎大、大分大、九大、鹿児島大から学生たちが足を運んでくれました。熊大Presentsの動画『恋するフォーチュンクッキー』は一見の価値あり(笑)。
臨床医、医学生を対象に織部先生の講義がおこなわれた。
この日は男性の更年期障害がテーマ。織部先生は身振り、手振りを加えて分かり易く解説してくださいました。 私も「腎」について、少しお話いたしました。
149回目を迎える勉強会です。
この日はいつもより多めに時間をいただき小児鍼についてお話させていただきました。
医学生、看護学生、鍼灸師、鍼灸専門学校生を対象に東洋医学講座をおこなう。
結構新人が増えています。今日も明るく賑やかに勉強会は進みました。この日は初参加の方も多く、鍼灸体験コーナーが設けられました。TOMO9宮崎支部の中野侑子先生も鍼を打ってくれていました。
鍼実技をおこなう宮崎県延岡市
ゆう鍼灸院・中野侑子先生
今回のテーマは『痺証』でした。
TOMO9の1泊2日勉強会。今回は大分大学、産業医科大学からも参加がありました。
夜は25時まで勉強会は続きました。翌朝は青空の下でまとめ(^_^)/。
上海にて研修をおこなってきました。
“ 何もかも大きい! ”そんな印象の上海でした。上海最後の夜に立ち寄ったThe Puli Hotelは居心地の良い空間でした。
上海にて研修をおこなってきました。
ラッフルズメディカル・ジャパニーズクリニックへ行ってきました。国際都市上海の中でもIT関連の高層ビルが立ち並ぶ地区にクリニックはありました。地下鉄からのアクセスも徒歩4~5分の立地です。高層ビルの2F、静かな佇まいのクリニックに松本裕子先生(産婦人科医)を訪ねました。清潔感ある院内はセンス良くまとめられ落ち着いた空間になっていました。お忙しい中、松本先生にはいろいろと質問に答えていただきました。真央クリニック附属鍼灸室でも産婦人科疾患の患者さんがとても多いので、丁寧にご指導いただき大変勉強になりました。松本先生の優しい眼差しと語り口が印象的でした。ありがとうございます、松本先生。
思いがけず元田玲奈先生(小児科医)ともお会いできました。ふだんはシンガポールで勤務されていて、上海にいらっしゃるのは月2回程度なので、 今回お会いできたのは幸いでした。わずかな時間ですが、お話うかがえてとてもうれしかったです。お話をしているうちに、自然とHappyな気持ちにさせてくれるすてきな先生でした。
ここ上海のラッフルズメディカル・ジャパニーズクリニックには本橋京子先生もおられます。
漢方雑誌『伝統医学』に連載していた『チャングムの処方箋』でご存知の方も多いと思います。今回はタイミング合わずお会いできませんでしたが、次回、上海かシンガポールでお会いできることを楽しみにクリニックを離れました。
松本先生とパチリ
上海にて研修をおこなってきました。
藤田康介先生(上海中医薬大学卒後、同大大学院修了。博士課程修了。現在、中国伝統医学の医師として上海にてクリニック勤務されています。上海市衛生局登録医師。)とは2013年6月に鹿児島で開催された学会でお会いして以来でした。『標準中医内科学(共著)』『中医臨床(季刊誌:連載)』などでご存知の方も多いと思います。藤田先生は中国で医師免許を取り、中国の永住権を持っておられるたいへん稀有な存在です。
藤田先生が現在勤務しておられるクリニックは、高層ビルの1Fにありました。勤務後、2人で美味しい夕食をいただきながら、鍼灸・漢方について、そしてその教育について話し合いました。レストランが閉店するまで話は続きました。お忙しい藤田先生とゆっくりお話ができたのは、たいへんな刺激となりました。経験豊かな先生に多くの質問をすることができ、今後の臨床・教育に必要なヒントを沢山プレゼントしていただきました。藤田先生には貴重な時間を割いていただき多謝です。
上海では新しい医師資格制度がスタートしていました。わずかな時間ですが上海に滞在して、この都市の激しい変化とこの新しい制度の始まりは深く関係していると個人的には感じられました。
藤田先生とパチリ
医学生、看護学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
2014年度最初の『東洋医学講座』。新しい体制、新しいスタイルでスタート。この日は熊本大、宮崎大、大分大、山口大、長崎大、鹿児島大から参加がありました。“ 遠くから足を運んでくださる方々へ自分たちのできる精一杯を提供しよう! ”という思いがとても強い産医のみなさん。連日の準備、ミーティングに対する真摯な姿には頭が下がります。
この日のテーマは『身体を読み解く鍵~病因論~』。私の講義の後はそれぞれのグループが習熟度に合わせた症例を解きました。
福岡美桜さんからバトンを受けた池田直子さんが、みんなとアイディアを出し合って、今後の産医東医研を成長させていくことになるでしょう。他大学のみなさんからエネルギーをいただき、楽しく前へ進んでいく産医東医研です。
講義後の若きファシリテーター2人
県内外から大分へ医師が集う。
本日の塾生発表はM先生(整形外科)の発表。私も以前、陪席させていただいた先生です。臨床の様子が目に浮かぶ発表で大変参考になりました。どの分野もそうですが、ちょっと距離を置いていると、新しいスタイルが生まれてきています。やはりアンテナをいつも磨いておかなくては・・・。
織部塾の楽しみの一つは様々な科の先生方のお話をうかがえること。この日、私の隣の席には三ヶ田智弘先生(大分こども療育センター所長・小児科、児童精神科)がいらっしゃいました。織部塾の後1時間近く、私の質問に応えてくださいました。三ヶ田先生に多謝です!
ありがとうございました(^_^)/。
東医研の運営もなかなか大変な仕事です。
忙しい医学生・看護学生が忙しい合間をぬってミーティング。これもなかなか尊い時間です。
医学生、看護学生、鍼灸師、鍼灸専門学校生を対象に東洋医学講座をおこなう。
2014年度最初の『東洋医学講座』。この日はTOMO9延岡支部の大坂さんが参加してくれました。 医学部6年生の参加もあり、いつも以上に充実した時間となりました。
今日は産医から1人。
産医2年生の上久保碧さんがいらっしゃいました。よく勉強しています。産医の2年生は着実に力をつけてきています。
この日はTOMO9衛藤さんの最後の研修でした。鍼灸専門学校1年生の時から、今日まで何度も何度も真央クリニック附属鍼灸室へ足を運びました。4月7日から市内のN病院で勤務することになりました。これからはエネルギーをN病院に注いで、患者さん、そしてN病院のために精一杯の仕事をすることでしょう。
衛藤さんは熱心な研修生というだけでなく、優秀なアシスタントでもありました。医学生の受け入れを積極的にできたのも、彼の存在があったからです。患者さんから「衛藤さん、最近居ないですね。」とよく聞かれる日々です。患者さんからもよく慕われた研修生でした。
ファイト!衛藤さん。
今日は産医から1人。大分大学から1人。
臨床に入って、医療面接の実際を見て、身体所見の取り方を見ることは大きな学びとなることでしょう。舌診、脈診、腹診もやはり臨床実習で得るものが大きい。
新年度を前にミーティング重ねています。
東医研執行部でミーティング。部長の野中さん、広報の佐々木さん、蜂木さんと新年度の進め方について意見交換。
臨床医、医学生を対象に織部先生の講義がおこなわれた。
この日のテーマは『内分泌・代謝疾患領域の冷えと漢方治療』でした。織部先生の分かりやすい講義は初学者が聞いてもスッと理解できるものが多い。それでいて臨床での工夫も鏤められている。楽しい時間です。
織部先生の講義の後、私も少しだけ鍼灸のお話と実技をさせていただきました。
148回目を迎える勉強会です。
真央クリニック附属鍼灸室で研修を続けた衛藤さんの研修卒業が近いです。今日は臨床漢方懇話会で中医学弁証論治トレーニングをリードするはさまクリニック・挾間直己先生と衛藤さんのツーショット。挾間先生、TOMO9の衛藤さんがたいへんお世話になりました。
この日は月経困難症の頻用する経穴として三陰交を紹介しました。
大分大学医学部にて『鍼灸医学』の講義をおこなう。
こんにちは。衛藤です。大分大学医学部にて、医学生(4年生)対象の鍼灸講義が行われました。講師は成田先生で、今回私も同行させていただきました。普段あまり触れることがない東洋医学に、医学生は興味津々でした。東洋医学に病態生理学があることや、整形外科以外にも多くの適応疾患があることに特に興味を持っている様子でした。また鍼灸実技の時間では、鍼が痛くない・お灸が熱くないことに驚いている様子でした。多くの学生が、席を離れて鍼灸体験をするため前席に並ぶ姿がとても印象的でした。鍼灸の世界をこれから医師となってゆく医学生に知っていただくのは、とても意味のあることだと思います。将来、医師に必要とされたときに応えられる鍼灸師になれるよう、これから知識と経験を積んでいきたいです。とても貴重な一日でした。
加島先生の講義。
『日本漢方と中医の違いと応用 ~カゼに対する考え方の違いと応用~』という題で講義してくださいました。基礎理論、歴史、症例など幅広い内容にあっと言う間に時間が過ぎていきました。大好評だった加島先生の3回シリーズ。いずれまた大分へ来ていただけることを期待しつつ、トキハ会館を後にしました。
また新しい仲間が増えました。この度、TOMO9宮崎支部が発足いたしました。
京都に居た大坂さんが、宮崎県延岡市に移住。新しい生活を始めます。臨床経験もあり、ひたむきな彼女からは多くのことを学ぶことができそうです。延岡市は大分市まで車で2時間ちょっと。今後の交流が楽しみです。
産医・池田さんと大坂さん
恒例のキャンプに大分大学・産業医科大学より参加。
今年は各大学1~2年の参加が目立ちます。TOMO9沖縄支部の2人も参加。ひたすら中医学漬けの2日間。明治国際医療大学の鍼灸学研究科臨床鍼灸学専攻大学院修士2年目・大坂侑子さんも参加。今回から産医3年・池田直子さんのファシリテートで“ ふりかえり ”の時間を新しく設けました。お陰でこの2日間のプログラムがより意義ある時間へと変容しました。
中医学への理解、友人との交流が深まった2日間でした。
“ ふりかえり ”を担当する池田さん
沖縄支部の2人が鍼灸臨床実習にいらっしゃいました。
国試が終わり、新しい生活が目前の2人。真央クリニック附属鍼灸室での実習もこれまで以上に集中力が増しているように感じます。
ROCINANTES理事長・川原尚行先生が大分へいらっしゃいました。
研修生・中本麻由です。大分大学(旦野原キャンパス)にて行われましたNPO法人ROCINANTES<ロシナンテス>理事長・川原尚行先生講演会のご報告をさせていただきます。
スーダンの無医村に行政、現地住民の方々と共に医療を届ける活動をされています。
また、スーダンだけでなく日本での活動や、ご家族についてのお話も伺うことができました。究極の医療とは、「戦争をしないことである。」とおっしゃっていました。確かに、戦争がなければ、負傷する人は減ります。戦争で家族とひきさかれるケースもなく、民族の争いもなく、平和に暮らすことができます。動画や写真が何枚も紹介されました。子供たちの瞳の輝き、笑顔がとても美しく、心に響きました。「このロシナンテスの活動はとても小さな小さな活動で微力ではあるが、一人一人が何かしようと思って行動する心が大事なんだ」と川原先生はおっしゃっていました。
精力的に活動されている川原先生の想いを肌で感じることができました。私も“行動を伴う人でありたい!”と思いました。とても刺激になった講演会でした。
川原先生と衛藤さんとパチリ
http://www.rocinantes.org
実行委員・河野さんとパチリ
今年の長湯は例年にない積雪
今日の長湯は大雪。我が家には30㎝を超える積雪。タイヤにチェーンを巻く回数も増えている。今朝は積雪による停電。灯油ストーブを使わない我が家では暖炉が大活躍。こんな日はローテクが役に立ちます。家の近くには湧水も豊富。火と水があれば何とかなる。頂いた猪肉で猪汁。体もこころも温まります。
漢方(煎じ薬)の現場を見学!
TOMO9衛藤さんと蜂木さんと田原薬局に行ってきました。田原先生は織部内科クリニックの漢方処方を担当している先生です。私は時折質問に寄らせていただくのですが、今日は衛藤さん、蜂木さんも連れて行きました。薬局内にはいつも漢方の良い香り。このスペースに居るだけで元気になってしまいます。
田原先生いつもありがとうございます。
真央クリニック附属鍼灸室にて鍼灸臨床実習おこなう。
大分大学医学部1年生の蜂木麻璃奈さんがBSLに入りました。初めて見る鍼灸臨床の現場は新鮮に映ったようです。医学生は西洋医学をきちんと修めていくことが、その本分です。日々勉学に忙しいと思いますが、エネルギーと時間に余裕のある時はいつでもお越しください。ウェルカムです。
脈診の説明
医学部5年生を対象に方剤学講座をおこなう
ポリクリで忙しい5年生は2013年後半、東洋医学講座に出席する回数が限られていました。今日は5年生のリクエストに応じてスピンオフ講座おこないました。
「三陰交ってどこ?」時折、経穴の質問
あけましておめでとうございます。
昨年は発信する機会が増え、学びの多い年でした。新しい出会いもあり、今後学んでいく方向を得た気がしています。歩みは遅々としていますが、鍼灸という世界への理解を進めたいと考えています。多くの医療関係のみなさま、そして仲間たちと学び、患者さんへ心地よい時間・空間が提供できるよう努めていきたいと思います。
医療関係者のみなさまへ
いつも当鍼灸室をご紹介いただきありがとうございます。以前に比べ、鍼灸予約が取りづらくなっています。当鍼灸室を紹介いただく際には「完全予約制」と患者様にお伝えください。
お手数ですがよろしくお願いいたします。
千町無田水田公園@くじゅう連山
Photo by Hiroshi Wada