平田ペインクリニックにて研修。
以前よりご指導いただいている平田道彦先生のクリニックへ行ってきました。一見、ケーキ屋さんのような温かみのある外装。中もシンプルでセンス良くまとめられている。患者さんは「どこへ行っても治らなかった・・・」という方が多い。慢性疼痛に対し、きちんと結果を出していくのは大変なことだ。ペインクリニックと言っても、ここへは内科、皮膚科、婦人科、循環器科、泌尿器科、精神科などさまざまな患者さんが来院されます。大勢の患者さんが押し寄せる中、丁寧に一人一人を診ていく。忙しい診療の合間に分かりやすく解説をしていただきました。とても勉強になった一日でした。
平田ペインクリニック
http://e-tao-hirata.net/
医学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日も6年生が二人参加していました。忙しい年の瀬に情熱ある二人です。そろそろ国家試験。そして春には研修医となっていることでしょう。心優しい、そしてガッツある医師がまた生まれそうです。
大分大学医学部から3名が研修にいらっしゃいました。
医学生・鍼灸専門学校生・鍼灸師を対象に東洋医学講座をおこなう。
症例検討では学生から質問が相次ぐ。かなり力を伸ばしている学生が現れてきています。今後が楽しみです。
自宅から大分大学医学部まで車で30分
途中見える棚田が美しい
産業医科大『東洋医学講座』は時折、長湯で開催されます。
この日は九州大、大分大学も加わり5時間半の講義がおこなわれました。福岡からM先生に来ていただき“東洋医学からみた月経”について丁寧に解説していただきました。会場はBBC長湯“林の中の小さな図書館”を使わせていただきました。とてもすてきな空間を提供してもらいました。感謝です。
佐賀市のアバンセで開催された九州支部学術総会。多くの参加者を集めた。
教育リレー講演『急性病と漢方』における清水正彦先生(産婦人科医)の講演が強く印象に残りました。ふだん産婦人科疾患を診ることが多い私にとって、とても興味深い内容でした。
会場となったアバンセ
医学生・鍼灸専門学校生・鍼灸師を対象に東洋医学講座をおこなう。
東洋医学的視点から人の身体を診るトレーニングを続けています。「東洋医学の基礎理論を学び、病態生理を考えることができる」のが当講座の目的です。
九州各地の医学部から東洋医学を学ぶ医学生たちが集う。一泊二日の東洋医学研修。
医学生たちの情熱に圧倒される。今回は“大学同士、横のつながりを強めていこう!”というアイディアが随所で聞かれた。傍らで見ていて微笑ましい光景でした。
臨床医を対象に東洋医学教育研究会(月1回)がおこなわれる。
織部和宏先生(織部内科クリニック院長、大分大学医学部臨床教授)による東洋医学の講義を聴講しています。織部先生は基礎的な内容を時にユーモアを交えながらお話されます。ご自身の臨床経験を踏まえて講義されるので、単なる基礎講座に終わりません。日々の臨床で活かせるエッセンスがつまった時間になっています。臨床経験豊かな医師たちも参加されています。
私も少しだけ時間をいただいて、毎回、鍼灸のお話をさせてもらっています。以前に比べたら、鍼灸に興味を持つ医師が増えてきたように思います。
分かりやすく講義を展開する織部先生
医学生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日は3つのグループに分かれて弁証論治トレーニング。一つの症例に3時間かけて取り組んでみました。たまにはゆっくり考えるのもよいかもしれません。医学生たちはいくつもの勉強会に参加しています。たくさんの人と出会い、多くのことを吸収する彼ら彼女らからは教わることも多いですね。講師として医学生の前に立っていますが“お互い学び合っている”といった感じです。九大からの参加者も東洋医学をよく勉強しておられる方たちでした。この日は勉強会終了後、東洋医学研究部の部室におじゃましました。今後の方向性について、医学生の希望をヒアリングしてきました。
医学生・鍼灸専門学校生を対象に東洋医学講座をおこなう。
この日は4つのグループに分かれて弁証論治トレーニング。問題解決のためのリードを鍼灸専門学校生に任せる。
熊本県阿蘇に医師が集う。
すばらしいプログラムとすばらしい講師に恵まれ、充実した4泊5日の研修をおこなう。日々の臨床で漢方処方をおこなっている医師たち。東洋医学の本質に迫り、その道を究めようとする姿勢に感激する。心に残る5日間となった。会場になったホテル2Fからは普賢岳が見えた。
医学生・鍼灸師・鍼灸専門学校生を対象に東洋医学講座をおこなう。
ほぼ毎月おこなっている大分大学医学部東洋医学研究会での講義。時々は座学でなく、席を立ちワークショップ形式で体と頭を動かします。この日の参加者は25人。質問が続き、あっという間に4時間が過ぎる
東京八重洲ホールに全国から医師が集う。
山田光胤先生は昨年よりもお元気そうでした。今年の山田先生の講義は本朝経験方について。臨床に裏打ちされたお話は興味深く、すぐに時間が過ぎてしまいました。写真は山田先生のご講演の前にお話をされる織部和宏先生(大分県 織部内科クリニック院長)です。この日は平田道彦先生(福岡県 平田ペインクリニック院長)のお話を聞くこともできました。以前より、ご指導いただいている平田先生ですが、お会いする度に新たな視点を与えてくださる先生です。
医師・医学生・鍼灸師・鍼灸専門学校生を対象にした東西医療プライマリケア研修を長湯にておこなう。
TOMOTOMO九州主催のプログラム。記念すべき第1回目の講師には横浜より石川家明先生、石田智子先生をお招きしました。大変お忙しいお二人ですが、快く講師を引き受けてくださいました。今回は腰の体表解剖・身体診察の仕方を学ぶプログラムや舌脈診を学ぶプログラムを用意していただきました。どちらも医学生からのリクエストが多いプログラムです。一泊二日の研修でしたが、参加者はびっしり詰まったプログラムの隙間で温泉に入ったり、芹川沿いを散策したりと長湯での時間を楽しんでくれたようです。
長湯サマーキャンプは地元の商工会や長湯温泉旅館組合の後援をうけておこなわれました。研修の最初に商工会青年部部長が「こんなに若い人がこんなに大勢長湯に集まるのは本当にめずらしいことです。みなさんに長湯の良さを知っていただけたらうれしいです。」とウェルカムな挨拶をしてくださいました。地元の協力があったおかげで無事に研修をおこなうことができました。
およそ40名の参加者には、医師・医学生・鍼灸師・鍼灸専門学校生・助産師の方々がいらっしゃいました。すでに多くの方から感想が届いていますが、石川先生・石田先生の講義には大いに満足していただいたようです。
長湯から見える九重(くじゅう)連山
石川先生の講義『東洋医学からみた腰』
石田先生の舌脈診実習
様々な立場の人々との交流を楽しんだ
九州各地の医学部から東洋医学を学ぶ医学生たちが集う。一泊二日の東洋医学研修。
昨年に比べると、またレベルが上がっている印象を受ける。各大学を率いる上級生の工夫、下級生の熱意が垣間見える。学生をリードする加島雅之先生(熊本赤十字病院)の解説は分りやすい。臨床・古典に裏打ちされた説明は初学者にも十分理解できる言葉となって届けられる。「まずは西洋医学をきちんと学ぶことがとても大切。」とおっしゃる加島先生。学生たちの水先案内人として、また臨床医にとっても、良きガイド役として今後もますます存在感を増していくことでしょう。
夜の懇親会には吉冨誠先生(吉冨復陽堂医院)も登場。学生たちのテンションもさらに上がる。こういう場に身を置かせていただくと、初心に帰ることができます。九鼎会のみなさん、たくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございます。
大分大学の発表
各大学が一つの症例に対し意見交換をおこなう
鹿児島のK医療センターのS先生(麻酔科医)とHさん(鍼灸師・緩和ケアチーム)のお二人が真央クリニック附属鍼灸室へいらっしゃいました。
以前から「見学したい!」と言ってくださっていたのですが、ようやく実現しました。
ちょうど新患さん(主訴:産後の体調不良、36歳 女性)がいらしたので、医療面接から身体診察、その後の鍼灸治療まで一連の流れを見ていただきました。私からもいろいろと質問させていただき、たいへん勉強になりました。今後、HさんはK医療センターで産婦人科との連携を強めていくそうです。私がふだんやっている逆子治療について話がおよび盛り上がりました。鹿児島を朝3時半くらいに発ち電車でいらした、とのこと。鹿児島って遠いのですね。お二人の情熱、真摯な姿勢にこちらも刺激を受けました。
円ブリオ基金大分(代表:熊谷孝子)主催の第8回いのちの講演会『いのちの花を咲かせよう』にボランティアスタッフとして参加してきました。
円ブリオ基金は東北大震災後、経済的負担の大きい妊婦さんにすばやく資金援助をしました。申請の翌日に振り込むケースもあり、そのすばやい対応がマスコミでも取り上げられていましたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。今回、円ブリオ基金大分は渡辺和子先生(ノートルダム清心学園理事長)を招いて講演会をおこないました。会場には大勢の方が押し寄せ、ユーモア溢れる渡辺先生のお話に耳を傾けておられました。
「(2011年2月に報告した)逆子治療の結果はどうなったのか?」と数人の方からお問い合わせいただきました。
あの日は至陰に直接灸をして、 三陰交に鍼をしました。
その後、しばらくして頭位に戻りました(何日目に戻ったか不明です)。
すでに無事出産されています。“無事出産”の報告を受けると、緊張が和らぎます。
母子ともに健康と伝え聞いています。赤ちゃんが元気にスクスク育っていきますように!
鍼灸専門学校2年の奥田成則です。真央クリニック附属鍼灸室には昨年から研修に来ています。今日は私から治療風景のひとコマを報告します。
先日、BSL(Bed Side Learning)に入った時、産後の体調不良や手首の痛みを訴えて患者さん (30代 女性)がいらっしゃいました。その日は専門学校の後輩の女性が見学に来ていらしていたので、お母さんの治療中、赤ちゃん(生後5ヶ月)のお世話をお願いしました。
その女性には娘さんがいら して子育てでは先輩にあたります。やはり私より上手に赤ちゃんをあやしていました。治療後、成田先生は私たちに赤ちゃんの抱っこの仕方を教えてくれました。「赤ちゃんの気持ちを汲み取って、抱き方を変えること。患者さんの手首や肘に負担がかからないような抱き方を提案できることも大切」 と指導してくださいました。
東洋医学講座をおこなう。医学生と鍼灸専門学校生が一緒に東洋医学を学ぶ全国でもめずらしい試み。質問が飛び交い、充実した4時間となった。
今後の展開が楽しみです。
第27回TOMOTOMO研修プロジェクト(同時開催:第24回医師・医学生のための東洋医学研修)が開催される。4泊5日の研修。医師・医学生・助産師・看護師・鍼灸師の計32名がボランティア鍼灸治療と地域医療研修をおこないました。午前・午後は島民の鍼灸治療。夜は24時まで勉強会が続きました。島医者の奮闘ぶり、参加者の情熱に胸が熱くなりました。大震災の後、開催が危ぶまれましたが、無事プロジェクトを終えることができました。患者さんの総数はのべ112名でした。「だれか一人くらい鍼灸の先生残らんかー」とおばあが言っていたことが印象的でした。
実際に妊婦さんに来ていただきました。至陰に直接灸7壮、三陰交に鍼(瀉)をしました。真央クリニック附属鍼灸室では産婦人科疾患が多いことを報告すると、臨床医の方々は驚いていました。それぞれの鍼灸師の環境により違うとは思いますが、私に一番アプローチしてくる医師は産婦人科医ですね。
脈診
至陰にお灸
佐賀大医学部漢方研究会にて鍼灸・漢方の講義。テーマは『鍼灸に触れてみよう』
実際に参加者の一人に治療をおこなう。産業医科大、長崎大からも参加者がいました。
大学の垣根を越えて学び合う姿はなかなかすてきです。講義の後は食事会。あっと言う間に数時間が過ぎる。初めての佐賀は楽しい時間になりました。
大分大学医学部の学生が真央クリニック附属鍼灸室の見学にいらっしゃいました。
当鍼灸室では随時、医師・医学生、そして鍼灸専門学校生の見学を受け入れています。